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ホテルを開業するうえで導入したい便利なシステム4選!メリットも解説

コラムセルフチェックインシステムホテルシステム

ホテルを開業する際は、業務を効率化する便利なシステムの導入がおすすめです。しかし、ITシステムにはさまざまな種類があり、どれを選べば良いかわからないという方も多いでしょう。ここでは、ホテルを開業するうえで導入したいおすすめのシステムについて、4つ厳選してご紹介します。それぞれのメリットも詳しく解説しているため、ホテル運営を検討している方はぜひ参考にしてください。

ホテル開業にあたってシステムを活用するメリット


ホテルを開業するうえで、まず考えるべきなのは利益を最大化する施策です。ホテルが利益を最大化するためには、「売上を上げる」「経費を削減する」の2つの側面からアプローチする必要があります。

売上を上げるためには、宿泊数を増やすこと、客単価を向上させることなどが挙げられます。しかし、新型コロナウイルスの影響で旅行需要が減少している昨今において、売上を上げることには限界があります。

そこで目を向けるべきなのが、経費を削減することです。業務を効率化し、無駄な工数・人件費を削減する重要性が増しています。そのために活用すべきなのが、以下で紹介するようなシステムなのです。

ホテル開業にあたっておすすめのシステム4つ

ホテル開業にあたって導入すべきおすすめのシステムは以下の4つです。

  • ホテル管理システム(PMS)
  • サイトコントローラー
  • セルフチェックインシステム
  • スマートロック

 

おすすめシステム1.ホテル管理システム(PMS)


ホテル管理システム(PMS)は、予約や精算の管理、客室の管理、顧客情報の管理、宿泊データ分析など、ホテル宿泊に関するあらゆる業務を一括して管理できる便利なシステムです。

ホテル管理システム(PMS)導入メリット

ホテル管理システム(PMS)を導入するメリットを3つご紹介します。

人件費削減につながる

ホテル管理システム(PMS)は、予約や精算の管理、部屋割りや清掃状況の管理など、さまざまなフロント業務を自動化できる機能が揃っています。今まで人の手で行っていた業務をシステムで代替することで、人件費を削減でき、利益率アップにつながります。また、浮いた人件費や工数を別の業務に投下することで、さらに質の高いサービス提供を実現できるのです。

2.売上や稼働率などのデータを自動で集計できる

ホテル管理システム(PMS)は、予約情報から売上や稼働率データを取得し、自動で集計できます。集計データを分析して今後のホテル運営に活かすことで、サービスの質の向上と効率化が可能です。これまでデータの集計をExcelや手作業で行っていた場合は、大幅な効率アップが見込めます。

3.顧客情報管理をストックし、サービスに活用できる

ホテル管理システム(PMS)は、過去の宿泊客の基本情報や予約データ、アレルギーなどをストックできます。顧客からの要望やクレームなども記録できます。その情報を次の宿泊に活用することで、顧客満足度を高められるのです。顧客満足度の高いサービスを提供することで、リピート客の獲得にもつながり、安定的な売上アップに貢献します。

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おすすめシステム2.サイトコントローラー


サイトコントローラーとは、複数の予約情報を一元管理できるシステムのことです。予約数を増やすためには、複数の予約システムやサイトを利用する必要があります。しかし、予約情報を適切に管理できないと、ダブルブッキングが発生する可能性があるのです。

サイトコントローラーを使えば、こうした予約に関する問題を解決できます。また、料金ランクの変更を一括で反映できたり、予約事績を集計・分析できたりします。

サイトコントローラー導入メリット

サイトコントローラーを導入するメリットを2つご紹介します。

予約に関するトラブルを避けられる

複数の予約システムやサイトに登録すれば、予約の窓口が増え予約数アップにつながります。しかし、その分情報管理にかかる手間も増大します。

上記のとおり、サイトコントローラーを使うことで予約情報を一括管理できます。空室状況や料金設定などを変更した際も、各予約システム・予約サイト上で一括反映できます。そのため、ダブルブッキングといった予約に関するトラブルを避けられ、顧客からの信頼獲得につながるのです。

予約データを活用できる

サイトコントローラーは、予約データの集計も可能です。部屋のタイプやプラン別の予約数といった販売実績を集計することで、今後のマーケティングやPR戦略などに活用できます。

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おすすめシステム3.セルフチェックインシステム


セルフチェックインシステムとは、ホテルや民泊、レンタルスペースなどでのチェックイン作業をゲスト自身で完結できるシステムのことです。予約情報の確認や本人確認、鍵の受け渡し業務などのチェックイン業務をシステムで一括で行えます。

セルフチェックインシステム導入メリット

セルフチェックインシステムの導入メリットを4つご紹介します。

非対面でも確かな本人確認が可能

セルフチェックインシステムは、AIを活用して宿泊者のパスポート情報や映像から本人確認を行います。そのため、非対面でも法令に則った本人確認が可能なのです。

人件費を削減できる

セルフチェックインシステムでチェックイン業務を自動化することで、人件費を抑えられます。そのため、利益率を向上させられるのです。また、自動化によりヒューマンエラーを防止でき、業務効率化も実現できます。

ゲストの待ち時間を短縮できる

セルフチェックインシステムなら、スムーズでストレスフリーなチェックインが実現します。そのため、ゲストの待ち時間を短縮でき、ゲストの満足度アップにも貢献するのです。

インバウンドにも対応できる

セルフチェックインシステムは、英語や中国語などに対応しており、外国からのゲストにも対応できます。インバウンド需要が増大している昨今において、外国からのお客様への対応は必須です。セルフチェックインシステムを導入することで、外国語が話せる人材を採用することなく、インバウンドに対応できます。

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おすすめシステム4.スマートロック


スマートロックとは、スマホをかざしたり、暗証番号を入力したりするだけで解錠・施錠ができるシステムです。鍵本体がなくても鍵を開けられるため、高い利便性を誇ります。

スマートロックには、アプリをインストールして解錠できるものと、ドアに設置されたパネルに暗証番号を入力することで解錠できるものがあります。暗証番号の発行や鍵の有効期限の設定などもシステム上で行えるため、安全に管理できるのです。

スマートロック導入メリット

スマートロックを導入するメリットを2つご紹介します。

非対面で鍵を渡せる

中に鍵を入れて事前にゲストに暗証番号を伝えるだけで良いので、ゲストに会うことなく鍵を渡すことができます。そのため、わざわざ鍵を渡すためだけにその場に居合わせる必要がなくなり、いつでも受付が可能になるのです。

暗証番号の変更やトラブルにシステム上で対応できる

スマートロックなら、暗証番号を簡単に変更できます。ゲストごとに変更することで、セキュリティ体制を強化できます。また、トラブルが発生した際も、現地を訪れることなく、システム上で対応可能です。

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ホテル開業の際は便利なシステムの導入がおすすめ


今回は、ホテル開業にあたって活用したい、ホテル業務を効率化できる便利なシステムについて紹介しました。ホテル管理システム(PMS)・サイトコントローラー・セルフチェックインシステム・スマートロックの4つを活用することで、人件費の削減や顧客満足度の向上につながります。

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