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無人ビジネスを始めたい方必見!おすすめの業種や始め方を解説

コラム無人ビジネス

コロナ禍により、非接触を強いられる場面が増えました。そのため、対面でやりとりをせずにサービスを提供できる無人ビジネスの需要が非常に高まっています。今回は、無人ビジネスがなぜ、いま”流行っているのか”、無人ビジネスのメリットや無人ビジネスに適した業種について解説します!無人ビジネスに取り組んでみたいと考えている方は必見です。

 

1.無人ビジネスとは?

無人ビジネスとは、その名の通り、無人でサービス運営を行う仕組みのことを指します。無人化サービスの先進国は中国といわれています。日本でも、人件費を削減して利益率を高められるビジネスとして人気が高まり、新型コロナウイルスの影響を受けて非常に注目を集めています。国内では、コンビニを中心に、ホテルやジムなどでも無人化の取り組みが積極的に進んでいるのが現状です。

無人ビジネスでは多くの場合、QRコードやインターネットを利用して本人確認を行い、施設内に設置したカメラなどで客の動きを捉えて運営を行います。決済に関してはキャッシュレスで完結できる店舗が主流となっています。

 

2.無人ビジネスのメリット

無人ビジネスの主なメリットは、以下の3つです。

 

  • 人件費を削減できる
  • 非対面で完結させられる
  • ヒューマンエラーを防げる

 

ここでは、それぞれのメリットについて解説します。

 

2-1 人件費を削減できる

無人ビジネスを実現することで、人手不足の解消に繋がり、人件費を大幅に削減することができます。人件費を削減できれば、企業にとっては利益率が高まり、さらなる便利な設備にも進んで投資できるようになるでしょう。

また、従来は複数人で行う必要があった複雑な作業も、AIを利用することで、正確かつ効率的に処理できるようになりました。浮いたリソースを、重要な別業務に振り分けることも可能です。

 

2-2 非対面で完結させられる

無人ビジネスでは、非対面で一括して業務を行うことができます。近年、セルフチェックインシステムを筆頭に非対面で完結できるビジネスモデルが確立され、業務の効率を高めています。

 

2-3 ヒューマンエラーを防げる

ホテル業界などを筆頭に、多くの業界では人手不足問題が発生しています。人間が行う仕事にはもともとミスがつきものです。人手不足が深刻化すれば、1人の従業員にかかる労働負担は増大し、集中力の低下から更なるミスを引き起こす可能性があります。
無人ビジネスでは、機械(システム)を活用することで人手不足問題の解消となり、かつヒューマンエラーの防止を高められるといったメリットがあるのです。

 

3.無人ビジネスのデメリット

無人ビジネスはメリットだけではありません。以下のようなデメリットがある点も理解しておきましょう。

 

  • セキュリティ面に注意が必要
  • システムの導入費用・利用料がかかる
  • トラブル発生時の対応が難しい

 

3-1 セキュリティ面に注意が必要

無人経営では従業員の数が減るため、目視によるセキュリティがルーズになってしまいがちです。実際に、従業員が1人もいないビジネスの代表例であるコインランドリーでは、衣類の盗難被害が起きています。対策としては、防犯カメラを複数台設置して死角をなくすことが効果的です。。

 

3-2 システムの導入費用・利用料がかかる

無人経営は、利便性が高く運営を円滑化させてくれるサービスモデルではありますが、フロントスタッフを常駐させる場合とシステムの導入コストを比較すると、フロントスタッフを雇った方がコストを抑えられるケースもあるでしょう。、まずは、システムの導入・運用にかかる費用の見積もりを依頼し、比較検討するのがおすすめです。

 

3-3 トラブル発生時の対応が難しい

運営を無人化すると、トラブル対応が難しくなります。トラブルが発生した際の対応方法について決めておくことも大切です。また、緊急時のトラブルが発生した場合に備えて、スタッフを1人は常駐させたり、電話窓口を設置させたりすることが大切です。

 

4.無人ビジネスにおすすめの業種

無人ビジネスと相性が良い業種は、以下の3つです。

 

  • レンタルスペース・レンタルオフィスジム
  • 小売業

 

1つ目は、レンタルスペースやレンタルオフィスなど、場所を貸すビジネスです。レンタルオフィスは、起業家やフリーランス、テレワークなどの在宅勤務をしている人が利用できる、仕事をするための共有スペースを指します。事前に利用登録をしてもらい、カードキーや暗証番号などを教えれば、スタッフをあまり常駐させずに運営できます。

 

2つ目は、ジムです。無人のジムは、コロナの影響を受けて多く誕生しました。無人のジムでは、オンラインで会員登録を済ませられ、鍵やロッカーの番号などを事前に伝え、各々が好きなタイミングでジムに通って器具を使用できる、というように、入会の段階から一貫して無人で対応できるジムも存在します。

 

3つ目は小売業です。小売業の中でも、冷凍餃子・肉類など商品を絞り込んだ無人販売所の事例が増えています。その背景としては、小売業であれば様々なビジネスと比較して、開業しやすい傾向にあるためです。

 

5.無人ビジネスに向いていない業種

無人ビジネスが向いていない業種は、人の力がないと成り立たないビジネスこそが無人ビジネスに向いていないと言えます。例としては営業職です。一見シンプルな作業も多い一面をもつ営業職ですが、営業中の大半を高度なコミュニケーションが必要とされます。そのため、無人ビジネスには向いていないと言えるでしょう。

 

6.無人ビジネスでおすすめのシステム

最後に、無人ビジネスを始める際に導入を検討したい、おすすめのシステムを3つ紹介します。

 

  • セルフチェックインシステム
  • スマートロック
  • クラウド監視・防犯カメラ

 

6-1 セルフチェックインシステム

セルフチェックインシステムとは事前に従来のチェックインシステム作業をインターネットなどを用いて済ますことができるシステムのことを指します。そして、ホテル到着後はアプリなどでQRコードをかざすことでスムーズなチェックインをすることができます。

 

6-2 スマートロック

スマートロックオフィスをご存知の方も多いかと思います。ですが、改めてスマートロックオフィスをここでは解説したいと思います。

スマートロックオフィスとは、従来使用していた鍵に電気通信機器を取り付け、スマートフォンやICカード、暗証番号を用いたり、オフィスなどの解錠を行えるようにしたりするシステムです。

 

6-3 クラウド監視・防犯カメラ

ネットワークカメラとは、防犯カメラで撮影した映像を、インターネットを通じてパソコンや携帯電話などの端末から遠隔で確認できるシステムです。カメラ本体にコンピュータが内蔵されています。機器自体にIPアドレスが割り振られているため、そのままインターネットに接続できるのが特徴です。

ネットワークカメラには、有線LANで接続できるもののほか、無線LANに対応しているものもあり、同じ無線LANに接続すれば複数端末で映像を共有したり、カメラを操作できたりします。

ネットワークカメラは、従来の防犯カメラと異なり、遠隔で映像を確認できたり、カメラを操作できたりするのがポイントです。最近では、ペットの見守り用カメラとしても注目されています。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は無人ビジネスの種類から特徴まで解説を行いました。無人ビジネスをはじめようと思われたら、もう一度こちらの記事をチェックしてみてください。

また、無人ビジネスを全体的に円滑にするためにおすすめのサービスを紹介したいと思います。そこで紹介するのは「セルフチェックインシステム」です。前述のとおり、セルフチェックインは無人ビジネスを筆頭にホテル業界などで、多く取り組まれています。

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