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【初心者必見】SNS運用で認知度アップ!成功させるコツとは

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近年、企業の公式SNSが増えています。SNSを通じて、商品やサービスを知ったり、認知度アップにも繋がっていきます。今回は、SNS運用をすることで認知度アップに繋げるためにも、注意すべきポイントをお伝えします。SNS運用を考えている方、SNS運用で成功したいと思う方はご覧ください。

SNS運用とは


SNS運用とは、企業のアカウントを作成し、ユーザーとのコミュニケーションや企業や商品の情報を発信することを指します。SNS運用によって、商品やサービスの認知拡大、ファンの獲得、購買促進、ブランディングを図ることができます。

ここでは、SNS運用がなぜ重要視されているのか、SNSの種類やSNSを運用するメリットをご紹介します。

SNS運用が注目されている理由

なぜ、SNS運用に注力している企業が増えているかというと、SNSでの反応や投稿が、ユーザーの「購買行動」に繋がっていると考えられるからです。つまり、SNSを広告として利用できるということです。

SNSを活用して、顧客獲得に繋げていきましょう。

SNS運用で用いられるSNSの種類

現在、主なSNSとして6つ挙げられます。以下の表にまとめているので、参考にしてみてください。

メインユーザーの層特徴
Facebook30~40代実名登録制。日本でのユーザーは少なめだが、海外でのユーザーが非常に多い。
X(Twitter)10~20代同じコミュニティで繋がりやすい。拡散力が高い。
YouTube10~40代コンテンツの種類が豊富で、多くの世代から利用されている。
LINE全世代で利用メッセージを個別やグループで送ることもできる。
TikTok10~20代

特に10代中心

短い動画で、何本も続けて見ることができる。編集機能が豊富。
Instagram10~20代の女性中心画像・動画の投稿に特化している。ハッシュタグから流入が多い。

SNS運用のメリット


ここでは、SNS運用のメリットを4つお伝えします。

  • 企業やサービスの認知度アップにつながる
  • ファンの獲得・育成ができる
  • ターゲットを細かく設定できる
  • 情報を効率よく伝えられる

企業やサービスの認知度アップにつながる

SNSの特徴は、情報を拡散できることです。発信した情報は、リツイート機能やシェア機能によって、フォロワー以外にも見てもらうことができます。多くの人に見てもらうことで認知度アップに繋がります。

また、認知度アップは、ブランドイメージの向上にも繋がります。文章や画像、動画などを投稿することで、ユーザーの自社へのイメージが確立し、ブランドのイメージが形成されます。

ファンの獲得・育成ができる

多くの人に見てもらうことは、ファンを獲得することにも繋がります。SNSには投稿内にコメント欄があり、投稿に対してのリプライができることも特徴の1つです。ユーザーの声に返信やいいね!で反応することによって、好印象を与える効果があります。ユーザーからのリアクションには、積極的に反応していきましょう。
ファン獲得以外にも、SNS運用は、ファン育成にもメリットがあります。自社の商品やサービスにSNSのリツイート機能やシェア機能によって、口コミや紹介によって拡散が期待できます。ファン獲得・育成のためにも、どの層にファンになってほしいのか明確にしたうえで、運用していきましょう。

ターゲットを細かく設定できる

SNSによって、ターゲットを細かく設定できることも特徴の一つです。SNSによっては、性別や年齢層、居住地、興味などを絞って投稿することができます。各SNSのメインユーザーの層、特徴を見てどのSNSを利用するのかも合わせて考えてみるといいでしょう。

情報を効率よく伝えられる

SNSは、言葉、イラスト、画像、動画、生配信など情報の形は様々です。例えば、ホテルの施設を紹介したいときには、画像を使った投稿が効果的です。リアルタイムで伝えたい情報がある場合は、ライブ配信を使って訴求することもできます。情報が一番伝わりやすい方法で発信できるため、印象に残りやすいのもSNS運用の魅力です。

SNS運用のやり方


では、具体的にどのような方法でSNSを運用していくべきか、説明していきます。

  1. ターゲットとゴールを決める
  2. 運用するSNSを選ぶ
  3. ターゲットに刺さるコンテンツを作成・発信する
  4. 効果測定し、改善する

1.ターゲットとゴールを決める

まず運用する上で、何がゴールなのかを始めに決めましょう。「リピーターを増やしたい」をゴールとします。そこからそのゴールを達成するために、自社の強みを活かして、どんなターゲットに絞るかを決めます。自然と一体化した温泉と、地元食材を使った朝食ビュッフェを強みとした場合、都心からの30〜50代の観光客をターゲットにします。

あくまで一例ですが、ゴールを決めてから、ターゲットを決めることでどうSNSを運用するか決める材料になります。さらに数値目標をゴールと一緒に定めるといいでしょう。「1年でフォロワー1000人」、「リピート利用者を年間20%以上」など数値が決まっていると具体的な対策も考えられます。

2.運用するSNSを選ぶ

ターゲットとゴールが決まれば、次はどのSNSを運用するか決めます。先程のターゲット層から30〜50代であれば多くの人が利用しているのはFacebookなので、Facebookを利用する選択もできます。また、ビュッフェや温泉など画像を発信していきたいのであれば、写真に特化しているInstagramを利用するのも一つです。SNSのメインユーザーの層や特徴から、自社の強みを最も効率よく伝えられるSNSを運用しましょう。

3.ターゲットに刺さるコンテンツを作成・発信する

SNSが決まれば、コンテンツを作成、発信します。メインユーザーの層からその層のニーズにあった情報を発信し、どんな情報がユーザーに刺さるか模索していきます。

4.効果測定し、改善する

投稿を比較して、どの投稿が一番いいね!の数が多いか、少ないかを分析します。良い反応の投稿と悪い反応の投稿を見比べてみるのも大切です。ただ、コンテンツが悪いだけではなく、投稿する時間なども工夫して改善していきます。

SNS運用を成功させるコツ


SNS運用を成功させる上で、意識するとよいポイントを紹介していきます。

  • 定期的に更新する
  • コンセプトに沿ったコンテンツにする

定期的に更新する

SNS運用を成功させる上で定期的に更新することは非常に重要です。更新が空いたり、投稿頻度が極端に少ないとフォロワーは飽きてしまい、フォローを外すかもしれません。更新頻度は各SNSで特徴があるため、そのSNSにあった頻度で投稿していきましょう。はじめは、決められた曜日に2日に1回程度投稿してみるのもおすすめです。

また、投稿する時間も意識しましょう。深夜や朝早くに投稿しても、他の投稿で見てもらえるチャンスが少なくなります。どの時間帯が一番閲覧数やいいねが多いのか比べてみることも大切です。

コンセプトに沿ったコンテンツにする

ターゲット設定やゴール設定、アカウントのコンセプトが曖昧だと、ユーザーは飽きてしまいます。どの情報を伝えたいのか、どんな写真や文章を投稿するのか、一貫性を持って投稿していきましょう。

SNS運用は初心者でもできる?


SNS運用は、SNSを利用している人が担当するのが好ましいです。もしSNSを普段から利用していない人が利用すると、炎上する可能性が高くなるからです。大きな事件や自然災害等が起きているタイミングにそぐわない内容、批判への対応など、ユーザーが不快に思う内容を投稿してしまうと炎上することがあります。こういった間違えた発信方法を取ってしまうと、そのアカウントだけでなく、企業全体のイメージがマイナスの印象になることもあります。なるべくSNSを利用している人が運用し、SNS運用の中で最低限のルールを決めておきましょう。
また、SNS運用までリソースが足りない場合は、SNS運用代行を利用するのもよいでしょう。

SNS運用代行とは


SNS運用代行とは、企業公式アカウントの運用を企業の代わりに運用してもらうサービスです。投稿はもちろんですが、レポーティングや投稿を分析するといった、SNS運用で発生する業務をすべて委託することもできます。SNS運用を委託することで、他の業務に集中でき、作業効率が上がります。また、SNS運用のプロが運用してくれるため、成果が上がりやすく、炎上などのリスクを削減することもできます。ある程度費用がかかってしまいますが、リソースが不足していたり、確実に成果を出したい方にはおすすめです。

まとめ


SNS運用について紹介していきましたが、誰に対して伝えたいかによって、運用するべきSNSは変わります。まず細かくターゲットを設定し、ゴールを決めることから始めましょう。その上でSNSを選定し、継続して投稿していくことが大事です。

ホテル業務で人手が足りない場合、スマートロックやセルフチェックインシステムの活用も大切です。業務を効率化できます。セルフチェックインシステムの導入を検討されている方は、こちらからお気軽にご連絡ください。