民泊を始めるうえで大切なのは、鍵の受け渡し方法です。民泊ではセルフチェックインを導入しているところが多いですが、複製されたり、宿泊客でない方に渡してしまったりといったリスクは防ぎたいですよね。今回は、民泊運営を検討している方や安全な受け渡し方法をお探しの方に向けて、民泊用の鍵の受け渡し方法やおすすめのシステムについてご紹介します!
Contents
1.民泊用の鍵の受け渡し方法4つとメリット・デメリット
民泊用の鍵の受け渡し方法について、代表的なものを4つ紹介します。それぞれのメリットとデメリットも解説します。
1-1.直接受け渡し
オーナーが直接ゲストに会い、鍵を渡す方法です。オーナーが民泊の近くに住んでいる場合やゲストの到着時間に柔軟に対応できる場合は、この方法が確実です。
メリット:コストがかからず、直接本人確認ができる
メリットは、システムを導入するコストがかからず、対面で本人確認をしたうえでの鍵の受け渡しが可能という点です。
デメリット:オーナーへの負担が大きい
アナログな方法なので、オーナーにとっては負担です。ゲストの到着時刻が変更になったら、それに対応する必要があります。また、コロナで非接触のサービスが求められている今、オーナーにとってもゲストにとっても安全な方法とは言えません。
1-2.キーボックスで受け渡し
民泊で主流なのは、扉の近くなどにキーボックスを設置して、ゲストに開けてもらう方法です。
メリット:直接渡しに行く必要がない
事前にゲストにキーボックスの場所と暗証番号を伝えるだけで良いので、わざわざ直接渡しにいく手間が省けます。
デメリット:複製などのリスクが大きい
セキュリティ面では非常に不安の多い受け渡し方法です。暗証番号の定期的な変更を怠ると、一度利用したゲストはいつでも部屋に入ることができてしまいます。また、万が一ゲストが鍵を複製してしまった場合を考えると、安全とは言えません。
1-3.コンビニで受け渡し
「KEY STATION(キーステーション)」を利用すると、ファミリーマートなどのコンビニで鍵を渡すことができます。コンビニに設置されたキーボックスに鍵を入れ、ゲストに事前に鍵情報を送ることで受け渡しが可能です。
メリット:無人で受け渡しが可能で、安全性も高い
直接渡す必要がないので、オーナーにとっては楽な方法です。キーボックスのコンビニバージョンのようなイメージですが、全ての工程をシステムがリモート管理しています。また、オプションで暗証番号入力の前に本人確認を行うこともできます。そのため、安全性も高いです。
デメリット:近くにファミマがないと面倒
KEY STATIONは、全国のファミマを中心に設置されています。民泊の近くにファミマがない場合は、鍵を受け取る場所と使う場所が離れているため、ゲストにとって面倒です。また、道中で鍵をなくしてしまうリスクもあります。
1-4.スマホなどを利用して解錠するスマートロック
最近増えているのが、鍵がなくても解錠・施錠ができるスマートロックです。スマートロックには、アプリを使って解錠するものと、ドアに設置されたパネルに暗証番号を入力して解錠するものがあります。
暗証番号の発行や鍵の有効期限の設定などもシステム上で行えます。
メリット:安全性が高く、トラブルもシステム上で対応できる
各ゲストごとに暗証番号を発行でき、鍵の有効期限も宿泊客のチェックイン時刻〜チェックアウト時刻と設定できます。そのため、キーボックスでの受け渡しに比べて非常に安全性が高いです。
また、トラブルがあった場合もシステム上で解決できるため、わざわざ現地に向かう必要がありません。
デメリット:ゲストがスマホを使えないと開けられない
アプリを利用する場合、ゲストがスマホを無くしたり、スマホの充電が切れたりすると入れなくなってしまうという点が挙げられます。また、パネルに暗証番号を打ち込むものについても、万が一ゲストが暗証番号を忘れてしまった場合に閉め出されてしまいます。しかし、運営側にとっては、セキュリティ面で非常におすすめの方法です。
2.民泊にはチェックインから鍵の受け渡しまで行えるセルフチェックインシステムがおすすめ!
ここまで民泊用の鍵の受け渡し方法とそれぞれのメリット・デメリットについて解説してきました。安全性と効率性を考えると、民泊に最適なのは、チェックインから鍵の受け渡しまでを一気通貫で行える「セルフチェックインシステム」です。
セルフチェックインシステムとは、その名の通り宿泊者自らがチェックインを行えるシステムのことです。宿泊者に事前にQRコードが発行され、それをチェックインシステム端末にかざすと端末が本人確認を実施し、自動でチェックインができます。その後、タブレットに鍵の暗証番号が表示されるため、宿泊者自らで解錠できるという仕組みです。
セルフチェックインシステムは、AIがパスポートや映像から本人確認を行ってくれます。インバウンド対応もポイント。民泊運営者に嬉しい無人チェックインが実現します。鍵の受け渡しも安全性が高いので、効率と安全性を兼ね備えたシステムと言えます。
3.民泊でおすすめのチェックインサービス
「maneKEY(マネキー)」は、デザインの通り招き猫を象徴しており、利用される方に安心・安全なセルフチェックインシステムです。AIを活用した本人認証によって、非対面でのカウンター業務を可能にします。人材不足を解消するだけでなく、Withコロナに向けた「非対面での新しい接客様式」によって、宿泊客様と施設管理者様双方の安心・安全に寄与します。maneKEYが詳しく気になる方はこちらからお気軽にご連絡ください。
4.セルフチェックインシステム導入を考えている方はこちらから
いかがでしたか?今回は民泊用の鍵の受け渡し方法と、民泊にぴったりなセルフチェックインシステムについて解説しました。セルフチェックインシステムの導入を検討されている方は、こちらからお気軽にご連絡ください!