「インスタグラムを開設したけどフォロワーの数が増えない」
「インプレッションの数を稼げない」
インスタグラムを利用したホテルの広報にお悩みの方もいるのではないでしょうか?
マーケティングのデジタル化が進む現在、企業などの公式アカウントが最も力を入れて運用しているプラットフォームランキングでインスタグラムは1位になるなど、その存在感を増しています。
今回は、インスタグラムを運用するメリットや、運用を成功させるためのポイントを解説していきます。
Contents
インスタグラムの特徴
インスタグラムには以下のような特徴があります。
- 写真・動画投稿やライブ配信が可能
- ユーザーの属性が幅広い
- ハッシュタグ検索ができる
それぞれの特徴について見ていきましょう。
写真・動画投稿やライブ配信が可能
インスタグラムは全世界で利用されているSNSであり、国内の月間アクティブアカウント数は、2019年6月時点で3,300万人にものぼる大規模なプラットフォームです。
そのほかのTwitterやFacebookといったSNSとは異なる特徴として、ビジュアルコンテンツが中心であるという点があります。
24時間で投稿が消える「ストーリーズ」、ライブ配信が行える「インスタライブ」、最長90秒の動画を投稿できる「リール」など、さまざまな機能を使って情報を発信することができます。
ユーザーの属性が幅広い
インスタグラムの日本人ユーザーは男性が約4割、女性が約6割、利用者の年齢層も10代〜30代をメインに、60代でも1割以上が利用するなど、ユーザー属性の幅広さも特徴です。
ハッシュタグ検索ができる
何かを検索する際にインスタグラムなどのSNSプラットフォームでハッシュタグを利用する人も増えています。
ハッシュタグは1つの投稿に最大30個つけることができ、同じハッシュタグがつけられたそのほかの投稿にすぐアクセスできることも、大きな特徴のひとつといえるでしょう。
インスタグラムプロアカウント(ビジネスアカウント)とは
インスタグラムには、個人アカウントのほか、プロアカウント(ビジネスアカウント)があります。
プロアカウント(ビジネスアカウント)では、ビジネス向けの機能が複数用意されています。
【主なプロアカウント(ビジネスアカウント)のビジネス向け機能】
- インスタグラムのインサイト(アクセス解析)で、リーチやインプレッション、いいね、ブックマークの数が見れる
- 電話番号やメールアドレスなど、ビジネス向けのプロフィール設定ができる
- フィード投稿を広告として宣伝に利用できる
また、プロアカウント(ビジネスアカウント)は、一般の個人アカウントから、無料ですぐに切り替えられる点も大きな魅力です。
インスタグラム運用のメリット5つ
ホテル経営において、インスタグラムを運用する代表的なメリットは5つあります。
- 低コストで広報・宣伝ができる
- 視覚的に宣伝できる
- ユーザーと直接つながれる
- ハッシュタグ検索からの流入も見込まれる
- 利用者からタグ付けしてもらえる
それぞれのメリットについて、具体的に紹介します。
1.低コストで広報・宣伝ができる
インスタグラムは無料でアカウントを取得でき、プロアカウント(ビジネスアカウント)への移行にも費用がかかりません。
広告を出す場合も、1日でかかる予算の金額や、通算の金額を設定することができるため、低予算で宣伝を行うことができます。
また、CMなどと比較して手頃な価格で出すことができます。
2.視覚的に宣伝できる
写真や動画といったビジュアルコンテンツの投稿がメインのため、視覚的な宣伝が可能です。
そのため、日本国内のユーザーのみならず、言語圏の違う外国人に向けての広報としても利用できます。
3.ユーザーと直接つながれる
フォローやコメントを通じて、インスタグラムを利用しているユーザーとつながることができます。
また、関連企業や同業者などともつながって相乗効果を見込める場合もあるでしょう。
利用顧客となるユーザーとの信頼関係を築くことで、ファンの育成につながります。
4.ハッシュタグ検索からの流入も見込まれる
インスタグラムでは、そのほかのSNSと比べて、ハッシュタグの検索が活発です。
ハッシュタグを利用した情報収集する層も増えているため、投稿に適したハッシュタグをつけることで、新規ユーザーの流入を見込むことができます。
5.利用者からタグ付けしてもらえる
インスタグラムでは、商品やサービスについて利用者が投稿する際、公式アカウントのタグ付けをした場合、その投稿をきっかけに利用者のフォロワーなど、別のユーザーが自社アカウントをフォロー、またはサービスの利用へつながる可能性があります。
また、タグ付けを行ってくれた投稿者に対し、お礼のコメントやフォローをするなどして、ファンとの信頼関係の構築や、ファンの獲得へつなげることもできます。
インスタグラム運用方法4ステップ
インスタグラムの運用方法の基本的なステップについて紹介します。
- プロアカウント(ビジネスアカウント)を開設する
- プロフィールを設定する
- 投稿する
- インサイトのデータを参考に改善する
まずはアカウントを開設して、投稿を続け、ユーザーの反応を見ながら改善をしていくのがおすすめです。
1.プロアカウント(ビジネスアカウント)を開設する
アカウントを作成する際に、最初からプロアカウント(ビジネスアカウント)を選ぶことはできないため、まずは一般アカウントを開設する必要があります。
アカウント開設後、「設定」から、「プロアカウントに切り替える」を選択し、プロアカウント(ビジネスアカウント)を始めましょう。
2.プロフィールを設定する
プロアカウント(ビジネスアカウント)へ切り替え後、メールアドレス、電話番号、住所の入力が可能になります。
プロフィール設定を行い、ホテルの所在地がホーム画面で確認できるようにしておきましょう。
3.投稿する
通常の写真を投稿するフィード投稿だけでなく、フォロワー向けのストーリーズ機能や、動画を共有できるリール機能も活用して、投稿数を増やしていきましょう。
インスタグラムは夕方や就寝前の時間帯によく利用されるというデータがあるため、投稿はピークタイムがおすすめです。
4.インサイトのデータを参考に改善する
プロアカウント(ビジネスアカウント)では投稿についてインサイトを確認することができるため、どれくらいの人にリーチしたのか、また、どの投稿が人気かなどを知ることができます。
人気の投稿を参考に、加工や写真の選択を改善したり、人気の投稿を宣伝に利用したりなど、インサイトを活用しましょう。
ホテルがインスタグラム運用に成功する5つのポイント
ホテルがインスタグラム運用を成功させるためには、以下の5つのポイントを押さえるようにしましょう。
- 目的やターゲットを明確化する
- ハッシュタグやストーリーズ機能を活用する
- インスタグラマーにPRを依頼する
- 毎日投稿する
- PDCAサイクルを回す
1.目的やターゲットを明確化する
インスタグラムを利用する目的をまずは明確にしましょう。
ブランディングをしたいのか、フォロワー数を増やして認知度を上げたいのか、または利用者増加につなげたいのかなど、達成目標を決めることで、投稿などの運用方法を具体的に検討することができます。
目的を明確にしたら、ターゲットも明確にしましょう。
2.ハッシュタグやストーリーズ機能を活用する
ホテル所在地近くを観光するユーザーの目に止まるように、ハッシュタグの内容を工夫しましょう。
また、ストーリーズを活用し、その日のホテルや周辺の情報、限定イベントなどを日々発信することも効果的です。
宿泊客などが公式アカウントへのメンションを利用してストーリー投稿をしてくれた場合は、そのストーリーを公式アカウントで紹介することができます。
積極的に活用して、ユーザーとの関係を深めていきましょう。
また、残しておきたいストーリーは、ハイライト機能を活用してまとめておくことがおすすめです。
3.インスタグラマーにPRを依頼する
旅行系のインスタグラマーなど、インフルエンサーにPRを依頼する方法も有効な手段です。
費用はかかりますが、旅行に関心のあるユーザー層に明確にリーチできるため、高い宣伝効果が期待できます。
インスタグラマーにはDMなどを使ってコンタクトを取りましょう。
4.毎日投稿する
インスタグラムの運用では、投稿を継続することが重要です。はじめは投稿しても反応がもらえなかったり、なかなかフォロワーを獲得できなかったりするでしょう。SNS運用は、はじめてすぐに成果が出るわけではありません。効果が見えにくい場合でも、継続して運用していくことが大切です。
ただし、質の低いフィード投稿を毎日すればよい、というわけではありません。ストーリー機能も積極的に活用して、フィード投稿の質は維持しつつ、アクティブな運用を目指していきましょう。
5.PDCAサイクルを回す
Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルを回し、コンテンツ作成に活かすことが大切です。
インサイトだけでなく、インスタグラム運用に成功しているほかのホテルのアカウントをチェックして、よい点を学び、改善を重ねていきましょう。
インスタグラムを集客に活用しよう
インスタグラムの運用で成功するためには、目的とターゲットを明確にして、プランに沿った質の高い投稿を継続していくことが重要です。
また、ホテル経営に成功するためには、宣伝の強化だけでなく、業務効率化による利益率の向上も必須といえます。
業務の効率化には、フロント業務の無人化ができるセルフチェックインシステムの「maneKEY(マネキー)」の利用がおすすめです。
サービスの内容やプランについては、以下よりお問い合わせください。