昨今では、従来のホテルに用いられていたキーシステムである、カードシステムやシリンダーシステムに代わり、スマートロックが導入されてるケースが増えています。今回は、従来のキーシステムのデメリットや問題点と、注目のスマートロックについて解説します。スマートロックのおすすめ5選も紹介しているため、ホテル運営にあたってキーシステムの見直しを行なっている方はぜひ参考にしてください！
カードキーシステムやシリンダーキーシステムのデメリット・問題点
カードキーやシリンダーキーは、手軽に導入できるため多くのホテルが採用しているでしょう。
しかし、カードキーやシリンダーキーは、紛失してしまうリスクがあります。お客様が紛失してしまった場合は作り直しが必要であり、コストがかかってしまうのが難点です。また、シリンダーキーの場合は鍵を複製されてしまうリスクもあります。悪意のある第三者によって不正に利用されてしまう恐れがあり、セキュリティ面で不安があるシステムと言えるでしょう。
スマートロックとは
近年、カードキーやシリンダーキーよりも安全かつ利便性が高いシステムとして注目されているのが、スマートロックです。
スマートロックとは、鍵本体がなくても、スマホをかざしたり暗証番号を入力したりするだけで解錠・施錠ができるキーシステムです。暗証番号の発行や鍵の有効期限の設定などもシステム上で行えるため、セキュリティ面でも安心です。鍵本体が存在するわけではないため、複製や紛失のリスクがないというメリットもあります。
おすすめのスマートロック5選
スマートロックには多くの種類があり、どれを選ぶべきか迷ってしまうでしょう。ここでは、おすすめのスマートロックを5つ紹介します。
| スマートロック | 特徴 | 価格 |
| RemoteLOCK | 日本唯一のAirbnbの公式パートナー。 オフィスや公共施設、宿泊施設だけではなく、無人店舗やレンタルスペーでも導入例がある。 | 初期費用：55,000円～（1台あたり） 月額費用：1,650円～(1台あたり） |
| Akerun | 工事不要で、最短3営業日から導入できる。 JR九州のコワーキングスペースや24時間営業のフィットネスクラブでも導入されている。 | 初期費用：0円〜 月額費用：要問い合わせ |
| bitlock PRO | 12種類の豊富な解除方法がある。スマートフォンだけではなく、スマートウオッチやFelicaなどによる解除にも対応。 Wi-fi環境がない環境でも安定した運用ができるLTEモデルも導入している。 | 月額費用：5,000円～（1台あたり) |
| ALLIGATE | 24時間365日電話に対応しており、サポートサイトも利用できる。 防水対応のため、屋外にも設置できる。 | 初期費用：50,000円〜(1扉あたり) 月額費用：12,000円〜(1扉あたり) |
| カギカン | 初期費用不要で導入でき、専用工事も不要。 4種類の解除方法があり、遠隔で解除することも可能。 | 月額費用：4,500円〜 機器代金：1,400円〜(1セット) |
スマートロックと併せて活用したいセルフチェックインシステム
今回は、カードキーやシリンダーキーの課題を解決できる、注目のスマートロックについて解説しました。
スマートロックと一緒に導入したいのが、セルフチェックインシステムです。セルフチェックインシステムなら、お客様が端末を操作することで、お客様自身でチェックイン作業を完結させられます。スマートロックと連携できるものであれば、チェックインから鍵の受け渡しまでを全て自動化・無人化できるのが魅力です。
セルフチェックインシステムでおすすめなのが「maneKEY（マネキー）」です。maneKEYは、AIを活用した本人認証によって、非対面でのカウンター業務を可能にします。スマートロックと連携して、フロント業務をさらに効率化できます。また、日本語・英語・繁体中国語・簡体中国語・韓国語の5言語に対応しており、インバウンド需要にも安心して対応できます。