近年よく耳にするエアビーですが、興味はあってもホストになる方法が分からない方は多いのではないでしょうか。エアビーを活用すれば、使っていない部屋や物件を民泊施設として貸し出し、収入源にすることができます。今回は、エアビーのメリットや使い方について徹底的に解説いたします!
Contents
Airbnb(エアビー)とは
Airbnb(エアビーアンドビー)は、通称エアビーと呼ばれ、世界191カ国以上で利用されている民泊サービスのことです。エアビーにおいて宿泊者は「ゲスト」、運営側は「ホスト」と呼ばれます。空いている部屋や使っていない家を貸して収入源にしたいホストと、ホテルではなく民泊を利用したいというゲストのニーズをマッチングさせるサービスです。
エアビーでできること
エアビーでは、使用していない部屋や物件を宿泊施設として掲載し、旅行者が立地や価格、施設を選んで宿泊予約することができます。
エアビーでは、立地や価格、宿泊希望日の空き状況などの条件から簡単に民泊施設を検索し、宿泊予約をすることができます。また、施設の写真やアメニティ、備え付けの設備(シャワーやキッチンなど)、口コミなど、施設を予約するうえで参考になる情報も掲載されています。また、ホストとメッセージで連絡を取ることも可能です。
エアビーを利用する4つのメリット
ここでは、エアビーを利用するメリットを4つご紹介します。
- サイトやアプリ上で気軽に検索・宿泊予約できる
- ホテルを利用するより宿泊費を安く済ませられることが多い
- ホテルが少ない場所でも宿を探すことができる
- 大人数での旅行に適した宿泊場所を探せる
1.サイトやアプリ上で気軽に検索・宿泊予約できる
エアビーを使えば、立地や価格などの条件から簡単に民泊施設を検索することができます。施設の写真やアメニティ、口コミなども詳細に掲載されているため、利用者のニーズに合った民泊を探しやすいというメリットがあります。
また、民泊の中では、電話でしか予約対応をしていないところも多くあります。しかし、エアビーに掲載されている施設なら、エアビーのサイトやアプリ上でいつでも気軽に宿泊予約をすることができるのです。
この検索・予約の手頃さは、運営側にとっては利用者を増やしやすいため大きなメリットとなります。
2.ホテルを利用するより宿泊費を安く済ませられることが多い
宿泊客側のメリットとして、エアビーで見つけた民泊を利用することで、ホテルを利用する場合よりも宿泊費を安く抑えやすいです。スペックやサービスよりも、価格の低さを重視する方や、夜遅くにチェックインして朝早くにチェックアウトする方などに適しています。
運営側にとっては、エアビーに登録することで、なるべく安い民泊に泊まりたい、という宿泊客にアプローチできるのがメリットです。
3.ホテルが少ない場所でも宿を探すことができる
民泊は、基準を満たせばホテルが少ない土地でも宿泊施設を提供することができます。そのため、ホテルや旅館が少ない土地を観光する際は、エアビーの利用が役立ちます。
そうした土地で遊休物件を所有している人にとって、エアビーのホストになることで使わない物件がビジネスチャンスとなるのです。
4.大人数での旅行に適した宿泊場所を探せる
エアビーなら、大人数での旅行に適した宿泊場所を簡単に探せます。一般的なホテルでは、1部屋につき3〜4人ほどしか宿泊できません。大人数で旅行する際は、複数部屋に分かれて宿泊する必要があります。
エアビーには、1棟貸しの民泊が多く登録されているため、8〜10人などの大人数旅行でも、同じ場所に宿泊できるのがメリットです。1棟貸しなら宿泊スペースも広々としており、料理を作ったり、みんなでゲームをしたりなど、さまざまな楽しみ方ができます。
料金は、人数にかかわらず一定である場合が多いです。最大収容人数の範囲内で、より多くの人数で泊まることで、割り勘で1人あたりの負担額は安くなります。比較的低価格で、コテージのようなスペースに泊まれるのは、大きな魅力です。
空き物件を1棟所有している方にとっては、エアビーに登録することで、学生の卒業旅行や家族同士の旅行用の宿泊場所として選ばれる可能性が高まります。
エアビーを利用するステップ〜ゲスト側〜
ここでは、宿泊者であるゲストがエアビーを利用して民泊に宿泊するまでのステップをご紹介します。
- アプリをダウンロードし、アカウントを作成する
- 行き先であるエリアを入力する
- 日付と人数を指定する
- 希望条件でフィルターをかける
- 写真やアメニティ、レビューをチェックする
- ハウスルールやキャンセルポリシーを確認し、宿泊予約する
1.アプリをダウンロードし、アカウントを作成する
エアビーはアプリを利用するのがおすすめです。アカウントは、GoogleやFacebookのアカウントと連携して簡単に作成することができます。
2.行き先であるエリアを入力する
検索ボックスに行き先であるエリアを入力します。エアビーには多くの民泊施設が登録されているため、エリアは市や町単位で入力するとスムーズに検索できます。
3.日付と人数を指定する
宿泊予定の日付と人数を指定します。
4.希望条件でフィルターをかける
部屋タイプやアメニティなど、希望条件でフィルターをかけます。初めは多くの条件を指定し、条件に合う施設が見つからなかった場合は優先順位が低いものから条件を外していくのがおすすめです。
5.写真やアメニティ、レビューをチェックする
施設のページには、施設の外観や部屋の写真、アメニティや設備情報、レビューが掲載されています。予約する前に必ずチェックしましょう。特にホストのレビューは、満足のいく宿泊のためには必見です。
エアビーでは、スーパーホストと呼ばれる実績の高いホストが存在します。スーパーホストのリスティングページにはバッジが表示されており、このバッジがある宿泊先なら特に安心して予約することができます。
6.ハウスルールやキャンセルポリシーを確認し、宿泊予約する
好みの施設が見つかったら、ハウスルールやキャンセルポリシーを確認して宿泊予約をします。ハウスルールには、「チェックイン21時以降禁止」「花火使用禁止」など、施設での決まりが記されています。また、キャンセルポリシーも要チェックです。
問題なければ、アプリ上で簡単に予約することができます。なお、施設によっては予約リクエストを行い、ホストから承認が降りれば予約完了となるところもあります。
エアビーを利用するステップ〜ホスト側〜
ここでは、運営者であるホストがエアビーを利用してゲストを受け入れるまでのステップをご紹介します。
- アプリをダウンロードし、アカウントを作成する
- 基本情報を入力する
- 民泊の写真を撮影してアップロードする
- リスティングのタイトルを設定する
- 予約可能日程の設定や価格設定など、予約に関する設定を行う
1.アプリをダウンロードし、アカウントを作成する
アカウントは、GoogleやFacebookのアカウントと連携して簡単に作成することができます。アカウント作成時に顔写真を登録することができますが、ゲストからすると、顔が見えないホストよりも顔がわかるホストの方が安心して利用することができます。そのため、顔写真の登録がおすすめです。
2.基本情報を入力する
エアビーに掲載を予定するリスティングの住所、部屋タイプなどの基本情報を入力します。アメニティや設備など、エアビーの入力画面に従って必要事項を埋めていきましょう。
3.民泊の写真を撮影してアップロードする
部屋の写真や民泊施設の外観がわかる写真は、ゲストにとって重要な判断基準となります。特に、トップ写真は検索結果に表示されるため重要です。なお、エアビーではプロのフォトグラファーが無料で部屋の写真を撮影してくれる「無料撮影サービス」も提供しています。ぜひ利用してみてください。
4.リスティングのタイトルを設定する
写真のアップロードが終わったら、リスティングのタイトル、つまり物件名を設定します。物件名は検索結果に表示され、魅力的なタイトルをつければそれだけ稼働率アップにつながります。例えば「〇〇駅徒歩5分の好立地!女子会におすすめの一棟貸し!」のように、すぐにアピールポイントが伝わるタイトルを設定しましょう。
5.予約可能日程の設定や価格設定など、予約に関する設定を行う
物件に関する情報設定が終わったら、最後に予約に関する設定を行います。いつから予約できるのか、価格はどうするか、キャンセルは何日前まで可能かなど、ゲストが予約する上で必要な情報を設定しましょう。
エアビーで安心して施設を貸し出せる「ホスト保険」
エアビーでは、ゲストが怪我をしたりゲストが設備や備品を損害した際に補償する「ホスト保険」があります。日本のホストには「日本ホスト保険」が適用され、どのホストも無料で利用することができます。
ホスト保険があるため、民泊運営初心者の方でも安心してエアビーを利用することができます。運営を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
エアビーを活用して宿泊者アップを狙う
この記事では、民泊マッチングサービスとして非常に有名なエアビーについて、メリットと利用ステップを紹介しました。エアビーは多くの利用者を抱えており、使いやすさが魅力です。また、ホストをサポートする制度も整っています。ぜひエアビーにホスト登録して、使っていない部屋や物件を民泊として有効活用してみてください!
民泊運営を効率化するセルフチェックインシステム
民泊を運営されている方や運営を検討されている方にぜひおすすめなのが、「セルフチェックインシステム」の導入です。
セルフチェックインシステムとは、その名の通りホテルや民泊、レンタルスペースなどでのチェックイン作業をゲスト自身で完結できるシステムのことです。例えばホテルでは、ゲストに事前にQRコードが発行され、それをチェックインシステム端末にかざすと端末が本人確認を実施し、自動でチェックインができます。本人確認後に、アプリを使って解錠したり、端末に暗証番号を表示したりして、鍵の受け渡し業務も自動化できるのです。
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