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【コロナ後に行きたい】栃木県のおすすめ観光地や食べもの、温泉まとめ!

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こんにちは!
今回は、「コロナが収まったら行きたい場所シリーズ」として「栃木県」を紹介させていただきます。
 

【栃木県について】



 
人口約194万人、栃木県は日本列島のほぼ真ん中に位置しています。
世界遺産である、日光二社一寺の二荒山神社、東照宮、輪王寺や全長1234㎞の坑道が続く(観光用は700m)、廃坑を利用した観光施設の足尾銅山があります。その他にも大谷地区には、天然の洞窟内にすっぽり収まった大谷寺という不思議な寺院や深さ30メートル、広さ2万平方メートルにわたる広大な地下採掘場も神秘的で美しいです。
歴史的な観光地がある一方、郷土料理である「けんちん汁」や「とちおとめ」、「スカイベリー」などのイチゴ、宇都宮市の宇都宮餃子、宇都宮ハムカツなど、おいしいグルメもたくさんあり、楽しむことができます。
 
それでは早速、観光地を見ていきましょう!
 

【イキタイ!観光地】


徳川家康を祀る神社【日光東照宮】



「日光東照宮」は日本を代表する世界遺産「日光の社寺」のひとつで、その中でも最も有名な社寺。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、豪華絢爛な美しさに圧倒されます。
見どころは、色彩豊かな彫刻でおおわれている「陽明門」や、本社の正門「唐門」で、金箔や胡粉(貝殻から作る白い顔料)で彩られた門の荘厳な美しさを味わうことができます。また、かの有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の彫刻も併せて観光したいですね。
建物には漆や極彩色が施され、柱などには数多くの彫刻が飾られているので、細かいところまで注目して観光するのがおすすめです!
≪拝観時間≫
4月1日~10月31日 9:00~17:00
11月1日~3月31日 9:00~16:00
※各機関ともに受付は閉門30分前に終了
≪拝観料≫
〈日光東照宮単独拝観券〉
大人・高校生 1,300円
小・中学生 450円
〈セット料金(東照宮拝観券+宝物入館券)〉
大人・高校生 2,100円
小・中学生 770円
〈宝物入館券〉
大人・高校生 1,000円
小・中学生 400円
〈美術館入館券〉
大人 800円
高校生 600円
小・中学生 400円
日光市観光協会公式サイト 日光東照宮
 

巨大神殿のような荘厳さ。幻想的な雰囲気をもつ採掘場跡【大谷資料館】



 
「大谷資料館」の地下採掘場跡は、1919年から1986年までの約70年をかけて、出来上がった巨大な地下空間です。
その広さは、なんと140m×150mの2万平方メートルにもおよび、野球場が一つ入ってしまうほどの大きさ。
戦争中には地下の秘密工場として使われていたようです。また、坑内の年平均気温が8℃前後ということもあり、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されていました。
現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会、写真や映画のスタジオなどとして撮影で使われるなどの撮影実績もたくさんあり注目を集めています。
隣接している「ROCKSIDE MARKET café」は栃木県産食材が味わえるカフェとしても人気のため要チェックですね!
≪営業時間≫
4月~11月 9:00~17:00(最終入館16:30)
12月~3月 9:30~16:30(最終入館16:00)
※4月~11月は無休、12月~3月は毎週火曜日休館(火曜日が祭日の場合翌日休館)年末・年始 12月26日~1月1日休館
≪料金≫
大人 800円
子供 400円(小・中学生)
未就学のお子様は無料。
※坑内の年平均気温は8℃前後のため温かい服装がおすすめです!
※資料館の敷地が広範囲のためカーナビの住所入力で目的地設定すると山の中で迷子になる可能性があるので、電話番号や施設名(オオヤシリョウカン)での目的地設定がおすすめです。
大谷資料館
 

400年の歴史を誇り、かつて日本一の鉱都で栄えた【足尾銅山】



 
「足尾銅山」は江戸幕府直営の銅山として大いに栄え、1877年に民営化されると、最新の技術や設備によって急速な発展をとげ、日本一の銅山に成長しました。
閉山後には坑内の一部が開放され、トロッコ電車に乗って全長700メートルの薄暗い坑道に入っていくことができます。
坑内では当時の辛く厳しい鉱石採掘の様子が年代ごとにリアルな人形で再現されており、臨場感を楽しめます。
また、採掘された鉱石から銅になるまでの過程などが展示されている銅資料館など3つの資料館も併設されており、日本の近代化を支えた足尾銅山の歴史や役割を学ぶことができます。
≪営業時間≫
9:00~16:15(年中無休)
≪入坑料金≫
大人(高校生以上) 830円
小・中学生 410円
日光市 足尾銅山観光
 

【タベタイ!ご飯】


生産量日本一!豊富な陽光ときれいな水で育った栃木の【イチゴ】



栃木県の豊富な陽光ときれいな水、そして肥沃な大地をもった自然環境はいちごの生育にとても適しています。夏と冬、そして昼と夜に大きな寒暖の差をもたらし、その差が、いちごを鍛え、甘くておいしいいちごをつくります。
また、おいしい「イチゴ」を支えるもう一つの理由は、いちごの研究に力を入れていることです。栃木県には、日本で唯一のいちご専門研究機関があり、ここでは、いくつもの品種が開発され、収穫量や品質を向上させる栽培技術の研究が行われています。代表的な品種は「とちおとめ」、「スカイベリー」、「とちひめ」などなど。
特に「とちひめ」は観光農園用のイチゴで、大粒で、酸味が少なく、とてもジューシーなイチゴ。最大の特徴皮がとてもやわらかく、そのため出荷することが困難、市場に出回らないことから「幻のいちご」と言われています。
ここでしか食べれない「イチゴ」を是非堪能したいですね!
 

野菜の甘味を存分に味わう!餃子の町、宇都宮の【宇都宮餃子】



「宇都宮餃子」の発祥は戦時中に長く満州に派遣されていた兵士が宇都宮に帰ってきた際、現地で食べられていたギョーザを広めたことだそう。
また、栃木県は、「ニラ」の年間生産量が全国1位、2位の常連でもあり、安くて栄養のあるギョーザは、寒暖の差が大きい宇都宮では、スタミナ源として好まれてきたという。そういった背景により宇都宮が餃子の町になった理由の一つだそう。
「宇都宮餃子」の特徴は、野菜の多さです。具材は肉よりも野菜の比率が大きく、白菜やキャベツなどを主に使っているため野菜の甘味を非常に感じることができます。
またタレは醤油タレよりもお酢やラー油がメインに使われることが多いそう。
野菜の旨味がたっぷりと詰まった、宇都宮の餃子を味わってみたいですね!
 

野菜たっぷりで心も体も温まる【けんちん汁】



「けんちん汁」は、禅寺の建長寺(けんちょうじ)が発祥で、「建長寺の汁」がいつのまにか「けんちん汁」となり広まった説が有力だそう。そのため、精進料理であるけんちん汁は、出汁を昆布やしいたけから取り、具材も含め動物や魚など生きていたものを使いません。この点が、豚汁とは大きな違いです。
野菜たっぷりのけんちん汁は食べ応えがしっかりとあり、ごま油の香ばしさや、根菜類やきざみしょうがの風味が味わい深く体を温めてくれます。
暖かい料理で体も心も落ち着きそうですね!
 

【イキタイ!お祭り、イベント】


450年の歴史を持つ日本一の移動式野外劇【山あげ祭り】


 

「山あげ祭」は、国指定重要無形民俗文化財「烏山の山あげ行事」と八雲神社の神輿などで構成される那須烏山市最大のお祭りです。
「山あげ祭り」の「山」とは、野外歌舞伎の舞台背景として使われる「はりか山」のことです。その「山」を人力であげる事から、「山あげ」と呼ばれるようになりました。
舞台裏で「山あげ」を行う若衆たちの一糸乱れぬ団体行動も必見です。
舞台上では、踊り子の舞のほか、歌舞伎舞踊演目が行われます。主な芸題として、ガマが登場する「将門(まさかど)」、鬼女が登場する「戻橋(もどりばし)」、烏山の民話をもとにした「蛇姫様(へびひめさま)」、身を焦がす恋の心中物語の「梅川」などの演目があり、どれも圧巻です。
一糸乱れぬ団体行動、豪華絢爛な歌舞伎舞踊、踊り子による美しい舞どれも大迫力。
是非、見に行きたいですね。
≪開催日時≫
7月下旬の最終(金)(土)(日)の3日間
≪料金≫
桟敷席 1席500円
≪駐車場≫
約1,000台(無料)
那須烏山市 山あげ祭り
 
 
 

まるで絵巻物のような美しさ。幻想的な藤が楽しめる【ふじのはな物語~大藤まつり~】



 
「ふじのはな物語~大藤まつり~」は、あしかがフラワーパークで開催されているイベントで、樹齢150年を超える大藤や、長さ80mもの白藤のトンネル、きばな藤のトンネルなど約350本以上の藤が咲き誇ります。薄紅、紫、白、黄色の順番で藤が咲き、約1か月間楽しむことができます。CNNの「世界の夢の旅行先10ヶ所」で2014年に、映画アバターの魂の木のような光景が広がると賞賛され日本で唯一選ばれました。
夜にはライトアップされ、藤が光に包まれることで幻想的な雰囲気を演出してくれます。
是非見てみたい、行ってみたいですね!
≪開催時期≫(2021年度)
4月17日~5月23日(ライトアップは4月23日~5月16日)
≪営業時間≫(2021年度)
4月17日~4月22日 9:00~18:00
4月23日~4月28日 8:00~20:30
4月29日~5月5日 7:00~21:00
5月6日~5月16日 8:00~20:30
5月17日~5月23日 9:00~18:00
≪料金≫(入園料は開花状況によって変動)
大人 1,000~1,900円
子供 500~900円
あしかがフラワーパークサイト
 

【イキタイ!温泉!】


目の前にの渓流を見ながら露天風呂につかれる【鬼怒川温泉 仁王尊プラザ】


 
 

出典:鬼怒川温泉 仁王尊プラザ
「鬼怒川温泉」は、江戸時代に開湯され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという由緒ある温泉です。明治以降に一般開放され、交通アクセスの便利さから、大型温泉地として発展しました
泉質はアルカリ性単純温泉で、無味無臭でくせがなく、肌にも優しいため、多くの方が楽しむことができる温泉です。効能として、神経痛や五十肩、疲労回復や健康増進に良いとされています。
周辺は豊かな自然に囲まれており、鬼怒川ライン下りなどのアクティビティも楽しむことができます。
「鬼怒川仁王尊プラザ」は、鬼怒川ラインで実際に使用されていた遊覧船をそのまま浴槽にした「屋形船露天風呂」や、その遊覧船や渓流を間近に見ることができる「舞台の湯」、浴槽の下が小川になっており、鴨の往来にほっこりする「岩石露天風呂」など露天風呂が非常に充実しています。
源泉100%かけ流しの温泉で、存分にリラックスしたいですね!
≪営業時間≫
9:00~21;00(最終受付20:00)
≪料金≫
大人(中学生以上) 700円
小人(3歳以上) 350円
※館内着400円、レンタルタオルセット300円
鬼怒川温泉 仁王尊プラザ
 

松尾芭蕉も立ち寄った、開湯から1300年もの歴史【那須温泉 鹿の湯】


 

「那須温泉 鹿の湯」は、栃木県の中で最も古い歴史をもち、硫黄泉の白いにごり湯が特徴的です。かつて、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の前半に立ち寄った温泉でもあり、殺生石の近くに「いしの香や 夏草あかし 露あかし」の句碑が立っていることでも有名。
鹿の湯では、全国的に数少ない温泉効果を高める入浴法の「かぶり湯」や41、42、43、44、46、48度の6種類の浴槽から好きな温度を選び入浴することが可能です。
泉質は、単純酸性硫黄温泉、酸性低張性高温泉で、適応症として神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性など様々な適応症があります。
※鹿の湯では石鹸やシャンプーは使用禁止だそうです。
(硫黄泉のためせっけんやシャンプーが泡立ちにくく、それに伴い場内が滑りやすくなる危険性があるため使用を控えていただいているそうですので、お立ち寄りになる際には注意が必要)
≪営業時間≫
8:00~18:00(最終受付17:30)
※年中無休
≪料金≫
大人 500円
小人(小学生)300円
幼児 無料
※現金のみ
≪駐車場≫
50台ほど
那須温泉 鹿の湯
 

【まとめ】


 
いかかでしょうか。栃木県は歴史的な観光地から、幻想的な風景にとても触れることができます。
イチゴや郷土料理のけんちん汁、宇都宮の餃子など食に関しても非常に楽しめる県です。
今回紹介した場所以外にも、遊ぶ場所、絶景スポット、美味しい食べ物がたくさんありますので、調べてみても楽しいかもしれませんね。
季節によっての寒暖差が大きいので、時期に合わせた格好をし、防寒対策などはしっかりして行きたいですね!
栃木県旅行の参考になれば幸いです。最後まで見ていただきありがとうございました!