こんにちは!
今回は、「コロナが収まったら行きたい場所シリーズ」として「函館(北海道)」を紹介させていただきます。
【函館について】
人口は、約26万人。北海道の南部、渡島半島の南東部に位置する函館は、函館山が象徴的ですが、津軽海峡、太平洋、噴火湾(内浦湾)の三つの海も近く、新鮮で豊富な海の幸を味わうことができます。
また、これまでに何度も「日本で最も魅力的な都市(ブランド総合研究所の地域ブランド調査)」に選ばれており、人気の観光都市となっています。
年間の平均気温は9.1℃で、北海道の中でも温暖な地域です。7、8月の平均気温は20℃前後で、湿度も低いので、夏に過ごしやすく旅行にも最適です。
(https://www.hakobura.jp/welcome.html)
【イキタイ!観光地】
海と夜景のコントラストが絶景【函館山】
函館山の山頂から見る景色は、高さ334メートルの展望台から市街地を見下ろす風景。
右に津軽海峡、左が函館湾に海が迫る、くびれのある函館を見下ろすことができ、昼の景色も夜景も美しいと評判です。
特に函館の夜景は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに3つ星で掲載された美しさで、光と闇のコントラスト。冬であれば雪明かりと夜景のコントラストも非常に美しいです。
また、夜景で「ハート」が見える伝説があるそうです。見つけてみるのも楽しいですね。
山頂にはバスやタクシーで向かうことができますが、日暮れになると渋滞する場合もあるので、ロープウェイでのアクセスがおすすめです。
≪ロープウェイ営業時間≫(天候により変更の可能性あり)
始発 10:00 (短縮営業中の現在は16:00)
上り最終 21:50 (短縮営業中の現在は19:50)
下り最終 22:00 (短縮営業中の現在は20:00)
※15分毎(毎時00分・15分・30分・45分)に運転。乗車時間は3分。
≪往復料金≫
大人1,500円、小学生700円
※3歳以上の未就学児は大人1名につき1名無料、2名から小人扱い(700円)となります。
(函館山ロープウェイ公式サイト)
食事もショッピング、散歩も楽しめる【金森赤レンガ倉庫】
1887年に渡邉熊四郎が開業したのが倉庫の始まりです。
1907年の大火により大損害を受けましたが不燃室倉庫の再建を1909年に行い、開業からちょうど一世紀の時を経て1988年に、現在のようなショッピングモールを兼ねた施設に生まれ変わりました。
各倉庫では、雑貨店や土産店がはいり、色々な曲があるオルゴール堂や工場直送の生ビールが飲める店もありますよ。
夜には倉庫群がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気もおすすめです。
≪営業時間≫
9:30〜19:00(年中無休、季節により変動あり)
※飲食店は、店舗により営業時間が異なります。
金森赤レンガ倉庫公式サイト
春は桜、冬はイルミネーションが楽しめる【五稜郭公園】
「五稜郭」は戊辰戦争最後の戦場で箱館戦争の舞台となった場所です。
五稜郭は名前のように、稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角があり、星形の五角形となっています。星形の城郭は、防御側の死角が少ない利点があり、ヨーロッパ各地に造られた城塞都市をヒントにしたそうです。このような形の五稜郭は、日本では函館市の五稜郭と長野県佐久市の龍岡城の2ヵ所だけとなっています。
築城100年を記念して1964年に初代タワーが建造され、2006年に高さ107mの新タワー(2代目)がオープン。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめます。展望台からは五稜郭の美しい星型はもちろん、函館市街や函館山、津軽海峡などの眺望が楽しめます。
≪営業時間≫
4月21日~10月20日 8:00-19:00
10月21日~4月20日 9:00-18:00
※年中無休
≪料金≫
大人900円、中高生680円、小学生450円
五稜郭タワー公式サイト
【タベタイ!ご飯】
あっさりしつつ味わい深い【函館の塩ラーメン】
函館でラーメンが登場したのは1884年と言われており、日本最初のラーメンは函館だったという説もあります。
古くから函館市民の間で塩ラーメンが親しまれてきたこともあり、函館市内でラーメンといえば塩ラーメンを意味するというほど函館ラーメンの基本は塩味とされています。
かなり透き通った透明感のあるスープにストレート細麺というのが定番スタイル。スープは、豚骨や鶏ガラ、コンブや香味野菜などを加えて作ることが多く、うま味だけが凝縮されています。
寒い北海道で熱々のラーメンを食べてみてはいかかでしょうか。
ビールとの相性抜群。実は歴史の深い【ジンギスカン】
「ジンギスカン」は北海道で人気の郷土料理とされています。
この羊肉が食べられるようになったのは遡ること大正時代。当時、一次世界大戦中の1918年に軍の防寒着を作るために「綿羊の100万頭増殖計画」が実施され、羊毛用として羊をたくさん増やしました。
しかし、その後に安い化学繊維や輸入の羊毛が増加し、徐々に北海道の綿羊は不要になってしまい、そこで余った羊を有効利用しようと食肉として食べるようになり、ジンギスカンが生まれました。
羊を食肉として食べるようになった当初は、少しクセがあり、美味しいとは言えず、羊肉を食べる文化はなかなか普及しませんでした。しかし、北海道札幌市のベル食品株式会社が、「成吉思汗たれ」を発売し、この「成吉思汗たれ」の登場で、羊肉、ジンギスカンがより身近な食べ物へと発展することとなり、北海道の家庭料理に根付いて行ったそうです。
本場の味を体験してみたいですね!
味噌と魚のマリアージュ。お酒ともよく合う【ちゃんちゃん焼き】
「チャンチャン焼き」の名前の由来は諸説あり、“ちゃっちゃ“と作れるから、“ちゃん(お父ちゃん)”が作るから、焼くときに鉄板とヘラが“チャンチャン”という音を立てるから、など、さまざまな由来があるようです。
北海道の漁師町における名物料理で、昭和初期ごろに船上で漁師たちが釣ったサケをドラム缶からつくった鉄板で焼いて食べたのが発祥と伝わっています。
調理方法としては、鮭やホッケなどの魚の内臓をとりのぞき、季節の野菜や山菜と一緒に鉄板やホットプレートで蒸し焼きに。その後、味噌で味付けする料理です。お店によっては、味噌をねぎ味噌にしたり、バターをベースしたり、道内でも場所よってアレンジが存在するようです。
とれたて新鮮。豊かな海で育った旨味たっぷりの【海鮮】
北海道の海鮮が美味しい理由…。それは、日本で最北端にある場所で「オホーツク海」「太平洋」「日本海」と三つの海に囲まれた地域だからというのが一番の理由でしょう。
日本で一番北に位置することから海水も冷たく、海産物の身が締まり、魚などは脂がのるとされています。また、潮の流れも大きく関係しており、北海道には「親潮」と呼ばれる海流が通っています。※親潮とは、命名の際に「大変栄養分を多く含んで生命をはぐくむ潮」だから名付けられたというほど、豊富な栄養分をもたらしてくれる潮です。
生で食べる刺身や海鮮丼、お寿司はもちろん、焼いて食べる焼き魚にしても脂が乗っており非常に美味しいです。是非食べてみたいご飯ですね。
【イキタイ!お祭り、イベント】
巨大モミの木のクリスマスツリーがシンボル【はこだてクリスマスファンタジー】
「はこだてクリスマスファンタジー」は、約20mのクリスマスツリーがシンボルのイベントで、約15万個のイルミネーションで飾り、期間中は毎日18:00から花火の打ち上げとツリーの点灯を行います。
会場内にはスープバーがあり、北海道の味覚を詰め込んだスープが売られていますので、温まりながら楽しむのもいいですね。
≪開催期間目安≫
11月下旬から12月25日まで開催
はこだてクリスマスファンタジー公式サイト
五稜郭が浮かび上がる冬の風物詩【五稜星の夢イルミネーション】
五稜郭の堀が約2000個の電球で彩られ、綺麗な星形を浮かび上がらせる函館の風物詩。
堀の外周に設けられた歩行者専用道路堀の水が凍って雪が一面に積もると、柔らかい光に照らし出されて幻想的。
堀の外周に設けられた周遊路を散策すると、冬の初めの期間は、水面に光が反射し華やかな雰囲気になり、堀に氷が張ると、光の反射で輝きが増します。さらに、氷の上に雪が積もると一面真っ白になり、幻想的な景色になります。
時期や時間、天気、雪の有無で見え方が違うため、その時々いつでも楽しむことができます。
※歩行者専用道路(一周約1.8km、周回する場合の所要時間は30~40分)
≪開催時期目安≫
12月1日〜2月28日
≪開催時間≫
日没〜20:00
≪料金≫
無料(五稜郭タワーは別途料金有)
函館イベントガイド【五稜星の夢】
【イキタイ!温泉、サウナ】
歴史ある北海道の三大温泉郷の一つ【湯の川温泉】
(写真はイマジンホテル&リゾート函館)
1653年に開湯したといわれる古湯。北海道内では、長い歴史を有する温泉の一つとなっています。
幕末には、五稜郭を舞台とした箱館戦争の兵士が傷を癒したとの記録も残り、昔から愛され続けている温泉地です。スベスベした肌触りのお湯は湯冷めしにくいと評判だそう。
大型ホテルや近代的なホテルが立ち並ぶ一方で、今も残る老舗旅館がその長い歴史を物語る風情あふれる温泉も魅力的です。
温泉は市街地の北東部に位置し、函館駅からはバスで約25分、函館空港からは5分ほどとなっています。
【まとめ】
いかかでしょうか。函館は夜景の見所がたくさんあり、海に近く美味しい食べ物に溢れている非常に楽しく旅行できる町です。
また、新幹線が通っている町であり、函館空港も近くアクセスもバッチリです。
今回紹介した場所以外にも、遊ぶ場所、絶景スポット、美味しい食べ物がたくさんありますので、調べてみても楽しいかもしれません!
冬は特に寒いので、防寒対策はしっかりして行きましょう!
函館旅行の参考になれば幸いです。最後まで見ていただきありがとうございました!