コラム

Gotoトラベルってどんなもの? 利用や参画方法について徹底的に解説!

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Gotoトラベルってどんなもの? 利用や参画方法について徹底的に解説!

先日、体育の日がスポーツの日へと名称が変更となったスポーツの日が、10月から7月に移動したため、海の日とスポーツの日あわせて、四連休がありましたね。四連休はGotoトラベルが前倒しとなって、たくさんの人がGotoキャンペーンを利用していたようです。Gotoトラベルを利用して、お得に旅行したいというような方も多いのではないでしょうか。
今回は「Gotoトラベルを利用したいけど、方法がわからない」「Gotoトラベルってどれくらいお得なの?」という方々に向けて(旅行者だけでなく、宿泊事業者の方々にも)、わかりやすく利用条件や利用方法を説明していこうと思います。

Gotoトラベルとは


 

Gotoトラベルってどのくらいお得なの?

ここでは、実際にGotoトラベルを利用すると、どれくらい割引になるのか、どのような特典が付いてくるのか、などを解説しようと思います。

ポイント1 国内旅行の1/2を割引
なんとこのGotoトラベル、国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額が割引されます。
ポイント2 給付額の内訳
給付額のうち、7割は旅行代金の割引に、3割は地域共通クーポン券として付与されます。
つまり、旅行代金の35%分旅行代金の割引がされ、15%分の地域共通クーポン券がもらえるということです。
7割も旅行代金の割引にあてられるのは相当お得ではないでしょうか。
ちなみに地域共通クーポン券がもらえるのは9月以降出発予定の方のみとなっているので、注意が必要です。9月までだと35%分の旅行代金の割引のみのようです。
ポイント3 一泊2万円まで
一人一泊2万円が給付額の上限となっています。日帰りの場合は、1万円までとなっています。
ポイント4 連泊OK!
Gotoトラベルでは、連泊や利用回数の上限がありません。だから5泊6日ならば、一回の旅行で10万円分まで支給されますし、何回旅行に行っても同じ割引が適用されます。
Gotoトラベルがどのくらいお得なのか述べてきましたが、かなりお得だと驚いた方も多いのではないでしょうか。
この説明を見て、早速旅行に行こうと決めた方もいらっしゃることかと思います。
ぜひGotoトラベルを利用して旅行をお楽しみください!

旅行者の利用方法および利用条件


Gotoトラベルが得だということは理解できたが、いまいち使い方がわからないという方も多いかと思います。ここでは、利用方法やその条件について説明します。

旅行者の利用方法

Gotoトラベルの利用方法ですが、もう各旅行サイトでGotoトラベルを利用した旅行の予約というのがあるようです。詳しくは各旅行サイトをご覧ください。

また、もうすでに7/22以降の旅行を予約してしまっている場合は、還付手続きをおこなえば割引分を還付してもらえる可能性があるようです。
詳しくはこちらをご覧ください。

旅行者の利用条件

Gotoトラベルを利用するにあたり、利用者の方々は、いくつか守るべき事項がございます。政府から旅行者の方に守るべき注意事項が発表されているので、ここではそれについて説明しようと思います。

1.毎朝体温チェック
旅行時は、毎朝検温等の体温チェックを実施し、発熱がある場合や風邪症状がみられる場合には、旅行は控えましょう。また、接触感染アプリCOCOAの利用をしましょう。
アプリの利用方法
2.新しい旅のエチケットを実施
旅行中には、「新しい旅のエチケット」を実施しましょう。また、3密が発生する場や施設等は回避し、大声を出すような行為はしないようにしましょう。
新しい旅のエチケット
3.宿泊施設では施設の方の指示を守ろう
宿泊施設では、チェックイン時の検温、旅行者の本人確認、飲食施設や浴場での3密対策の徹底等がGotoトラベルの事業者の参加条件となっているので、旅行者のみなさんは、宿泊施設のスタッフの指示を守りましょう。
4.大人数での旅行はなるべく控える。
Gotoトラベルホームページでは、「若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行は一般にリスクが高いと考えられています。実施する場合には、着実な感染防止対策が講じられることを前提に、適切なご旅行をお願いします。」このように記載されています。着実な感染防止対策というのは、一般人の方だとなかなかとりにくいものだと思うので、大人数での旅行は控えるようにしましょう。
以上が利用の上での注意事項です。このように、感染拡大防止に関するルールがほとんどなので、これから旅行をする際は、くれぐれもコロナウイルスの感染拡大防止を心がけて行動するようにしましょう。

宿泊事業者の参加申請方法および参加条件


ここでは、宿泊事業者様にむけて、Gotoトラベル事業への参加申請方法および、参加の条件を解説します。

事業者の参加申請方法

宿泊事業者の方のGotoトラベル事業参加申請には、3つのパターンがあります。
パターンA:旅行事業者(旅行会社・OTA)経由のみで、宿泊商品の予約・販売をする場合
旅行事業者(旅行会社・オンライン予約サイト(OTA))経由のみで、宿泊商品の予約・販売をする場合は、パターンAでの登録が必要です。なお、*第三者機関は不要です。また、給付金の申請・管理は不要となります。
パターンAの申請について、詳細はこちらをご確認ください。
パターンB:宿泊事業者で直接予約・販売を行い、給付金申請を自ら行う場合
宿泊商品の予約・販売を行い、給付金の申請・管理・請求を自ら行う場合は、パターンBでの登録が必要です。また、給付金の申請にあたり、登録された*第三者機関の管理する予約・販売の記録が必要となります。
パターンBの申請について、詳細はこちらをご確認ください。
パターンC:宿泊事業者で直接予約・販売を行い、給付金申請を第三者が取りまとめて行う場合
宿泊商品の予約・販売を自ら行い、給付金の申請管理を第三者に委任する場合は、パターンCでの登録が必要です。なお、給付金の申請にあたり、登録された*第三者機関の管理する予約・販売の記録が必要となります。
パターンCの申請について、詳細はこちらをご覧ください。
*第三者機関:宿泊事業者が直接受けた予約記録を宿泊施設の外部で管理できるシステムや団体を指し、当該記録を 宿泊の事実を裏付けるものとして事務局に提出できる機関を指します。 予約システム事業者、直販支援ポータルサイト、観光協会、DMO、温泉組合等がこれにあたります。

「Gotoトラベル事業 事業登録申請の案内」から引用。

事業者の参画条件

Gotoトラベルへの参画には、政府から事業者様へいくつか条件が設けられています。ここでは、その条件を述べようと思います。また、登録をうけた事業者が参加条件を満たしていない場合は、登録が抹消されますので、十分にご注意ください。

・チェックインに際しては、直接の対面を避けるなど感染予防策を講じた上で、旅行者全員に検温と本人確認を実施すること。
・旅行者に検温等の体調チェックを実施し、発熱がある場合や風邪症状がみられる場合には、週末も含め保健所の指示を仰ぎ、適切な対応をとること。
・浴場や飲食施設等、共用施設の利用については人数制限や時間制限等を設け、3密対策を徹底すること。
・ビュッフェ方式において、食事の個別提供、従業員による取り分け、もしくは個別のお客様専用トングや箸等を用意することで共用を避ける等、料理の提供方法に工夫を凝らし、座席の間隔を離す等、食事の際の3密対策を徹底すること。
・客室、エレベーターなどの共用スペース等の消毒・換気を徹底すること。
・「参加条件」を徹底・実施している旨をホームページやフロントでの掲示等で対外的に公表すること。
・旅行商品の予約・購入時や宿泊施設でのチェックインの際等に、旅行者が順守すべき事項を周知徹底する。また、若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行は一般的にリスクが高いと考えられるため控えることが望ましい。ただし、それだけをもって一律に支援の対象外とするものではなく、実施する場合には、修学旅行・教育旅行などのように、着実な感染防止対策が講じられることを前提に、適切に旅行が実施されるべきことを周知徹底する。
以上の条件を十分に守って、Gotoトラベルに参画しましょう。

まとめ


以上が、Gotoトラベルについての徹底解説となります。みなさん、ルールを守って楽しくGotoトラベルを利用、参加しましょう。
参考:Gotoトラベル旅行者向け公式サイト
Gotoトラベル事業者向け申請サイト
Go To トラベルキャンペーンの還付申請手続きを分かりやすく解説します【旅行者向け】