土地の活用方法として注目を集めているのが、貸倉庫ビジネスです。貸倉庫ビジネスを始めるうえで、コンテナの鍵をどうするべきか迷っている方は多いと思います。そこで今回は、貸倉庫運営で重要な鍵について、代表的な種類と、安全かつ便利で人気を集めているスマートロックについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
1.大注目の貸倉庫ビジネスとは
貸倉庫ビジネスは、土地の活用方法として近年大注目を集めています。自社で倉庫を持たない企業が商品の在庫を保管したり、個人が家に入らないものを保管するスペースとして利用したりと、倉庫をレンタルできるサービスの需要が伸びているのです。
また、人件費が比較的かからないのも魅力です。運営を効率化し、鍵のセキュリティを高めたり監視カメラを設置したりなどの然るべき防犯対策をとることで、人を常駐させなくても運営することができます。
2.貸倉庫の鍵の種類3つ
貸倉庫(トランクルーム)の施錠・解錠方法には大きく以下の3種類があります。
2-1.鍵タイプ
最もオーソドックスなのが、鍵タイプです。鍵1つで施錠・解錠でき、鍵を持っている人のみが開けられます。誰にでも使いやすい方法で、鍵を紛失した際にも比較的簡単に複製することができます。
一方、鍵の盗難・紛失リスクがあるという点や、ピッキング被害にあう可能性があるという点、簡単に複製できるためセキュリティ面で脆弱さが見られる点などのデメリットもあります。万が一利用者が鍵を無くした場合は鍵を作り直す必要があるため、手間とコストがかかってしまう方式でもあるのです。
2-2.暗証番号タイプ
暗証番号タイプは、設定した暗証番号をドアに設置されたパネルに打ち込むことで解錠できます。番号を知っていれば誰でも利用することができるので、家族や複数人で1つの倉庫を利用する場合に便利です。
しかし、暗証番号を忘れると利用できなくなる点や、パネルが故障した際に解錠できなくなる点、番号が知らない人に漏れるリスクなど、利便性と安全面でデメリットがあります。
2-3.カードキータイプ
カードキータイプは、カードキーをかざすことで倉庫を施錠・解錠できる方式です。お財布やカードケースにしまいやすいので、普通の鍵に比べて紛失しにくく、ピッキング被害にあうリスクも低いです。また、複製も難しいため安全性も高いです。
しかし、紛失した際に複製が難しく手間とコストがかかる点や、磁気カードなら他の磁気を帯びたものに触れることで壊れてしまうリスクもあります。
3.スマートロックとは
ここまで貸倉庫でよく使われる認証方法について紹介してきましたが、どれもデメリットがあり迷ってしまいますよね。実は、「スマートロック」を使えば安心かつ効率的に運営することができるのです。
スマートロックとは、鍵本体がなくてもスマホやカードをかざすだけで解錠・施錠ができる、最近大注目のシステムです。特に便利なのが、アプリをインストールすることでスマホだけで解錠できるものです。鍵が紛失するリスクがなく、クラウドで全て管理できるため何かあった時も遠隔で対応することができます。
4.スマートロックのメリット3つ
貸倉庫の鍵をスマートロックにすることで得られるメリットを、ここでは3つご紹介します。
4-1.安全性が高い
スマートロックでは、各ゲストごとに暗証番号を発行することができ、必要に応じて鍵の有効期限も設定できます。そのため、複製リスクがなく定期的に暗証番号を自動で変更できるなど安全性が極めて高い認証方法なのです。
4-2.トラブルがあってもシステム上で解決できる
スマートロックでは、全てをシステム上で管理しています。そのため、万が一鍵に関してトラブルが発生しても、システム上で解決することができます。オーナーがわざわざ現地に赴く手間が省けるので、自分と離れた場所にあるスペースを利用する場合、特に便利です。
4-3.完全非接触で鍵を渡せ、スムーズに利用できる
初回申し込みの際も、ゲストと接触することなく鍵の受け渡しができます。オーナーにとっても、プライバシーを気にするゲストにとってもストレスフリーです。コロナで非接触のサービス需要が拡大している現在に非常に適した方法と言えます。
また、ゲストがインターネット上で申し込み手続きをしたら即鍵を発行することができるため、スムーズに利用を開始することができます。利用ハードルが低いため、利用者数アップにも貢献します。
5.まとめ
今回は貸倉庫における安全で便利な鍵システムとして「スマートロック」を紹介しました。スマートロックを活用することで、キーレスで効率的に貸倉庫を運営することができます。空いているスペースを活用してビジネスにしたい方や、すでに貸倉庫を運営されていてセキュリティを強化したいという方は、ぜひ導入を検討してみてください。
6.セルフチェックインシステムのお問い合わせはこちらから
今回はスマートロックをご紹介しましたが、ホテルや民泊を運営されている方には「セルフチェックインシステム」の導入もおすすめです。
セルフチェックインシステムとは、その名の通りホテルや民泊、レンタルスペースなどでのチェックイン作業をゲスト自身で完結できるシステムのことです。例えばホテルでは、ゲストに事前にQRコードが発行され、それをチェックインシステム端末にかざすと端末が本人確認を実施し、自動でチェックインができます。本人確認後に、アプリを使って解錠したり、端末に暗証番号を表示したりして、鍵の受け渡し業務も自動化できるのです。
「maneKEY(マネキー)」は、デザインの通り招き猫を象徴しており、利用される方に安心・安全なセルフチェックインシステムです。AIを活用した本人認証によって、非対面でのカウンター業務を可能にします。人材不足を解消するだけでなく、Withコロナに向けた「非対面での新しい接客様式」によって、宿泊客様と施設管理者様双方の安心・安全に寄与します。maneKEYが詳しく気になる方はこちらからお気軽にご連絡ください。